山裾の雪にこもれる侘び住まゐ然にあれ世界身に近きなり
(C)2023稲美里佳
一昨日、バングラデシュの詩人会が開催したバーチャル世界詩祭典に参加しました。
昨年末開催の予定でしたが、システムの技術上の関係で延期となり年を越しての開催となったのです。
私は11月に招待されたのにもかかわらず、その後音沙汰無しだったので、パスされたのかなと心配していましたが、取り越し苦労だったようです。
招待された時点で、オンライン参加ならという条件付で私は快諾していました。
実は、2年ほど前、確かインドだったと思いますが、同様の詩の祭典に招待されたことがありました。
その時は、残念ながら即座にお断りしました。
時はコロナ禍、また現実問題として、さまざまな状況下で私はこの谷間の侘び住まいから移動する訳には参りません。
が、後日、その祭典はインターネットで行われるバーチャル祭であったことが判りました。
ブラジルの友人が参加し、祭典後にFacebook で流してくれたからです。
それを見た私は、「オンラインだったの。残念だった!」でした。
こうしてバングラデシュの詩の祭典にオンライン参加することになったのですが、一つ心配だったのは、英会話です。
うまく話せるかな〜???
バングラデシュの主催側にその旨伝えておきました。
年越して、10日前ほど祭典は延期され1月14日と15日のバングラデシュ時間・午後9時からとMessengerで伝えられました。
テーマは『Peace』、参加者各自自作詩を2作もってきて読み上げるとのこと。という読書会でした。
読書会なら以前、アメリカの俳人さんから招待されたことがあります。
そのときは聴くだけでしたが、今度は自分が朗読です。
よく話せはしませんが、朗読ならできます。
いきなりテーマをいわれたので、咄嗟に私は思い浮かんだ2首を選び主催者側に伝えました。
殊更『Peace 』にして詠った短歌ではありませんでしたが、Peaceの時に詠った歌でしたので、テーマに合っているかなと思ったのです。秋田インターナショナル俳句ネットワークに提出しネット上に掲載されている2首でした。
私の参加日は15日、参加者はバングラデシュでシュユ、ポーランド、ギリシャ、ブラジル、フランス等々十数名でした。
主催側が10名以上来てくれればといっていたので、まずまずの成功だったのではないでしょうか。
世界とのオンライン交流、日本時間では深夜の開催となりほぼ徹夜でしたが、眠い目をこすりながらも楽しかったです。
残念だったのは、「平和について」うまく話せなかったことでした。
ビデオを見ていると参加者は皆さん平和について話しています。
テーマをもっと良く理解してから参加するべきでした。
私などとんちんかんだったのではないでしょうか。
反省することしきりでした。
今後の参考にしたいと思います。
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