forest thistle
changing to fading purple
and hanging head
resigns herself to
the fragile flower’s life
(C )2023Rika Inami 稲美里佳
掲載した短歌の写真は、一昨日ドライブしてきた、栗駒国定公園内のシラタマノキ湿原近くで撮った薊です。葉に切り込みがないので、モリアザミのようです。
Poet of the Fifth Dimension, Rika Inami's Blog. Her inner space is expressed in tanka , photographs and daily life. She loves her home land, Akita, the Land of Poetry and mainly she compose tanka on nature. 五次元歌人 稲美里佳の内面世界が短歌や写真、そして日常生活を通して描かれています。詩の国 秋田に在住し主として自然詠を詠っています。
forest thistle
changing to fading purple
and hanging head
resigns herself to
the fragile flower’s life
(C )2023Rika Inami 稲美里佳
掲載した短歌の写真は、一昨日ドライブしてきた、栗駒国定公園内のシラタマノキ湿原近くで撮った薊です。葉に切り込みがないので、モリアザミのようです。
一夏の想い籠もるか野あずきのカナリィイエロー学園の坂
*
*
(C ) Rika Inami 稲美里佳
*
昨日から彼岸に入りました。
同時に急に朝晩だけでなく日中も涼風が吹くようになりました。
:
さやらさやら秋風さはぐ彼岸入りうたたねさそふ君の優しさ
:
sighing breezes
swirls at the start of autumn
equinox week
your gentleness invites me
to slumber
:
思えば、猛暑の前も長く雨が続き、やっと雨がやんだと思ったら、連日記録更新の酷暑になりました。
そして、今度は秋風です。
今日などは、朝から雨が降り気温が急降下し、家内の窓を閉めても肌寒いくらいです。
ちょうど良いといえば、そうなのですが、あまりの急変ぶりに驚いています。
彼岸入りの昨日から朝の散歩を控えています。
私の仏前へ供える精進膳つくりにそこそこ時間がかかるからです。
それも、さまざまな事情からほぼ午前7時前後までには供えなければなりません。
ということで、日の出が遅くなったこの頃では、朝の散歩をするとちょっと慌ただしいかなあと思うのです。
逝く縁者おほきこの頃に残りしは皆元気なりとメール送信
:
because many relatives
have passed away
these years...
I send an email to her
“All the remaining are fine”
:
(C)2023Rika Inami稲美里佳
明日は町の御嶽神社の五穀豊穣を祈願する祭典です。そして、今日は宵宮です。
ここ2、3年コロナ禍のため、祭典の御神輿さん、それに続く山車が行列を作り町中を練り歩くことは中止になっていましたが、今年はその制約がなくなりコロナ以前の旧態依然としたお祭りが開催されます。
今日は我が家の裏に広がる田んぼの稲刈日でした。
田んぼの所有者は町内の方で、古くからの町の住人は誰もが知っている方です。
が、田んぼの耕作管理収穫は、近くの集落の方です。
Tさんにしておきます。
Tさんは農業法人を経営し、大規模に各家の農地をあずかり耕作しています。
ご一家で従事され、従業員の方々もおそらく何人もいらっしゃるのではないかと思っています。
それは、数年ほど前に本家筋からの雑談で聞いた話でした。
Tさんは大きく農業法人を経営していて、儲かっているらしい。海外旅行は年に数回、北海道には別荘もあると。
後継者は娘さんで、婿さん(長身のハンサム)を貰って、よく働かせている等々。
掲載歌は、Tさんの後継者の娘さんが結婚する前、未婚の娘さんの稲刈仕事ぶりを重ねて詠いました。
結婚前から娘さんが大型コンバインを運転していました。
格好良いなあと思いつつ、私は二階の窓から眺めていました。
そして、もうお子さんもいらっしゃると思いますが、今日も娘さんが稲刈りしてらっしゃるようでした。
昼ふかくゆるゆる時のうつろふ間にはか風立ち雨降るを見ゆ
天つ微風(かぜ) 地も吹きなでて朝顔の壁一面に咲きひかりけり
:heavenly zephyr
caresses the earth…
glowing
morning glories bloom
on a wall
うすうすとさ霧にうかぶかぎろひに朧ながらも郷のあかるむ
:
morning sun
floating in the thin mist...
villages
albeit faintly
brighten in silence
:
(C)2023 Rika Inami 稲美里佳
*
ここ二、三日、提出作品の推敲に集中していました。
昨夜ようやく提出し終わり、ほっとして今朝から取り組んだのが、部屋の片付けと模様替えでした。
実は数日前、かねてから思っていたことですが、洗濯干し部屋を片付けて、もう一つの書斎にしました(書斎2)。
洗濯部屋として作られた部屋は、二畳半あるのですが、西向きで風の強い日は窓を開けていられないほど強い風が吹いてきます。干していた洗濯物はめくりあがったり、ハンガーにかけて風通しが良いように間隔を開け干していたものは、ぐっと片側に寄ってしまいます。窓を閉めると部屋が湿り、乾きも悪くなります。という訳で、部屋の勝手をよく知っている私は、いつの頃からか大半の洗濯物を寝室のクローゼットの窓際に干すようになりました。そこは二間全面に開けられる南向きの窓がついていて、そこに洗濯物を干すと乾きもよく、取り込みにも都合が良いのです。もちろん、洗濯物の量が多いときには洗濯干し部屋も使います。
この洗濯干しの都合に加え、昨今の電気代をはじめとした光熱費の高騰。この夏はエアコンの電気代の高さに冷や汗をかきながら日々を過ごしていました。
さあ、残暑がきついとはいえ、朝晩は涼しくなりました。暖房が必要になるのも、あっという間かもしれません。車のガソリン代が高騰していますが、我が家の暖房に使う灯油も値上がりしています。
ここで、収入の割に広い家に住んでいる私は、はたと思いついたのです。
八畳の書斎兼パソコン部屋よりも小さな洗濯部屋を書斎にしたの方が暖房費の節約になるのではないか。
思い立ったが吉日とばかり、決行し洗濯部屋を書斎NO・2にしました。中に入れていたスチールラック等は寝室に移しました。これを寝室に程よくはまるように、今日はバタバタ片付けものをしました。家具を隣室と入れ替えたり、書類雑誌を整理処分し、やっと終わり、落ち着いたのが今日の夕刻でした。
*
短歌は先日、X(Twitter)に投稿した一首です。
Xへは、朝散歩中にできた歌に、同じくiPhoneで撮った写真を添えて散歩中に投稿しました。
ブログ投稿にあたって、英訳をしました。