天つ微風(かぜ) 地も吹きなでて朝顔の壁一面に咲きひかりけり
:heavenly zephyr
caresses the earth…
glowing
morning glories bloom
on a wall
Poet of the Fifth Dimension, Rika Inami's Blog. Her inner space is expressed in tanka , photographs and daily life. She loves her home land, Akita, the Land of Poetry and mainly she compose tanka on nature. 五次元歌人 稲美里佳の内面世界が短歌や写真、そして日常生活を通して描かれています。詩の国 秋田に在住し主として自然詠を詠っています。
天つ微風(かぜ) 地も吹きなでて朝顔の壁一面に咲きひかりけり
:heavenly zephyr
caresses the earth…
glowing
morning glories bloom
on a wall
うすうすとさ霧にうかぶかぎろひに朧ながらも郷のあかるむ
:
morning sun
floating in the thin mist...
villages
albeit faintly
brighten in silence
:
(C)2023 Rika Inami 稲美里佳
*
ここ二、三日、提出作品の推敲に集中していました。
昨夜ようやく提出し終わり、ほっとして今朝から取り組んだのが、部屋の片付けと模様替えでした。
実は数日前、かねてから思っていたことですが、洗濯干し部屋を片付けて、もう一つの書斎にしました(書斎2)。
洗濯部屋として作られた部屋は、二畳半あるのですが、西向きで風の強い日は窓を開けていられないほど強い風が吹いてきます。干していた洗濯物はめくりあがったり、ハンガーにかけて風通しが良いように間隔を開け干していたものは、ぐっと片側に寄ってしまいます。窓を閉めると部屋が湿り、乾きも悪くなります。という訳で、部屋の勝手をよく知っている私は、いつの頃からか大半の洗濯物を寝室のクローゼットの窓際に干すようになりました。そこは二間全面に開けられる南向きの窓がついていて、そこに洗濯物を干すと乾きもよく、取り込みにも都合が良いのです。もちろん、洗濯物の量が多いときには洗濯干し部屋も使います。
この洗濯干しの都合に加え、昨今の電気代をはじめとした光熱費の高騰。この夏はエアコンの電気代の高さに冷や汗をかきながら日々を過ごしていました。
さあ、残暑がきついとはいえ、朝晩は涼しくなりました。暖房が必要になるのも、あっという間かもしれません。車のガソリン代が高騰していますが、我が家の暖房に使う灯油も値上がりしています。
ここで、収入の割に広い家に住んでいる私は、はたと思いついたのです。
八畳の書斎兼パソコン部屋よりも小さな洗濯部屋を書斎にしたの方が暖房費の節約になるのではないか。
思い立ったが吉日とばかり、決行し洗濯部屋を書斎NO・2にしました。中に入れていたスチールラック等は寝室に移しました。これを寝室に程よくはまるように、今日はバタバタ片付けものをしました。家具を隣室と入れ替えたり、書類雑誌を整理処分し、やっと終わり、落ち着いたのが今日の夕刻でした。
*
短歌は先日、X(Twitter)に投稿した一首です。
Xへは、朝散歩中にできた歌に、同じくiPhoneで撮った写真を添えて散歩中に投稿しました。
ブログ投稿にあたって、英訳をしました。
昨日の午後、日本郵便の封書で『川柳塔 9月号』が配達されました。
送ってくださったのは、英語俳句の第一人者でらっしゃる吉村侑久代先生です。
今年の6月に上梓した翻訳書『胡蝶の目の中-In the Eyes of a Butterfly』Ed. Bremson 著をFacebook で紹介した折に、『川柳塔』で紹介してくださるとご連絡くださったのです。
そして、9月号で実現しました。
先生がまず書かれていたのは、私の日本の定型詩歌の翻訳につき、私がモットーとしていることについてでした。こちらに写真で紹介いたします。
そして、新刊の『胡蝶の目の中』と2021年10月に上梓した『白濁- SILENCE: A WHITE DISTRUST』Ram Krishna Singh の詩歌を紹介してくださっていました。
仕ふるを旨とし在るも驕りへの愛の浪費にわれ涙して
ゆるすゆるさざる謝罪なくしてゆるせぬことのあり花ちりゆくも
:
(C)2023稲美里佳
:
ブログ更新がiPhoneのアプリからスムーズにいかないので、アプリ変更しました。
Blogger Plusというアプリです。
これでストレスを感じないで更新できるようになりますように。
崩落の瓦礫累々
土叙(トルコ・シリア)地震かなしみ溢れ世界ゆるがす
遥かなる被災地の友の安否は……無事であれよとWEBをたづぬ
How are
my friends in the faraway
disaster areas?
with prayers for their safety
I ask the web
宇の戦争なほも続きて胸さわぎ今日も隣国ミサイル飛ばす
The war in Ukraine
still going on breaks my heart…
Today too
Japan’s neighbouring country
launched missile
美しい漢詩、ありがとうございます。
先月2月24日でロシアによるウクライナ侵略がちょうど一年を迎えました。
昨年のこの日にウクライナにロシアが侵略した時には、まさか今この時代に主権国家の他国にまさかプーチンが率いるロシアが武力で侵略し戦争を起こすとは予想すらしていなかったことでしょう。
プーチンは侵略はゼレンスキー大統領の亡命等で直ぐに終わると思い込んでいたようです。が、彼の期待に反してゼレンスキー大統領による粘り強い抵抗と民主主義国家による大きな支援により今日まで続いています。
この戦争により国連が、残念ながら解決の力にならなかったのは残念でなりません。
常任理事国のロシアがロシアの侵略阻止に拒否権を発し、それが続いているからです。
この事により、国連の問題点が指摘され、その改革或いは新たな世界平和のための組織を考えざるをえなくなりました。
ロシアという大きな共産主義の国家の他国への侵略戦争により、民主主義国家と共産主義国家の対立という様相が表面化し、世界戦争まで進むかもしれないと深く憂慮されてまでいます。
考えられる武器は核兵器です。
何としてでも、この長引くウクライナでの戦争、ロシアの不当な他国の侵略を止めなければ、大変な事になるのは、今では誰でも想像しえます。
よもや如くに核に脅へて生くるとは思はざりしの過去を生きけり
I lived
in the past when I never
thought
of living in such fear
of nuclear weapons
(C)2023Rika Inami 稲美里佳
話は前後しますが、2月に入り、ああウクライナでの戦争もかれこれ一年経ったかと思っている矢先、2月6日に震度7.8のトルコ・シリア地震が起きました。
震度は日本の東日本大震災よりもなかったのですが、建築の脆さで居住していたビルが一瞬にして壊滅し、運悪く時間帯の悪さも影響し、死者5万人以上という東日本大震災を上回る大惨事、被害になりました。
日常的に目に見え肌で感じる温暖化による自然の変化、それゆえの地球の地盤が脆くなり、元々プレートにズレ等の問題がある地点で、近年、地震が多発しているのでしょう。
大きな悲しみと不安と危険が広がっています。
他人事ではなく私たちの身に迫り沁みてきています。