through altostratus
full moon
shining gently
by my bedside
昨夜は3月の満月、十五夜でした。生憎、日中から薄く雲が空全体を蔽っていて、私はおそらく満月見るのは無理だろうと思っていました。となると、一昨日の十三夜を見ていたので、「片見の月」ということになります。秋の仲秋の月見に限ってのことかもしれませんが、月は十三夜と十五夜を眺めるのが良いと言われています。どちらか一つだけ見るのは縁起が悪いとか、禍を呼ぶとか……
秋ではないので、お天気の関係もあるので、しょうがない、それに十五夜の次に来る十三夜を見るようにも言われているようなので、まあいいかなと思っていました。
が、何となく気になるものです。
気になりつつ、夕刻早々、私は寝落ちしてしまいました。
夜も更けてまいりました。
私は、はたと目覚めました。気になっている月はどうなっているのかしら、満月の光の明るさは特別の輝きです。もしかしたら、あの光の強さは薄い雲を透かして出ているかもしれない、それに窓外から光が漏れてくるような感じがしました。私は窓辺に行き、空を眺めました。
月が、望月が出ていました!
朧月です。日中の高層雲は晴れているようには見せませんが、霞みがかった月が夜空を渡っていました。
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