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2022年7月27日水曜日

夏の鶯/ Summer Warbler from AIH59

夏きたる老鶯なほも身を潜め青葉繁葉の隙に啼きたり

 

summer arrives

a bush warbler still hides

singing songs

in the nooksof green and thriving leaves 



わが漫ろ惹くや鶯さえ澄みし啼き声たかく君ともおもふ


a warbler

must attract my rambling

his voice is

high and clear

I think of the bird as you 


(C)2022Rika Inami 稲美里佳


―Thank you for your reply and translation into Hungarian


森は話す
風の音で
神の助かった
これまでに連れてきた
苦い心配
飛蝗は大声で唄う
バイオリンの音に
静かに祈ってこと
Megszólal az erdő
Szelek hangján,
Köszönöm istenem
Eddig kihoztál,
Aggódó keserves
Hangon sáska énekel,
Hegedű hangjára
Imádkozok halkan


(C)Ban Mihaly


夏きたる 老鶯な ほも身を 潜め青葉 繁葉の隙に啼きたり Megérkezett a nyár, Berkiposzáta friss levelek közt, Dalokat énekel, Kis résekben Még zöld és virágzó valóság.

Translated by Ban Mihaly





<Rika Inami/ 稲美里佳 Social Media>


2022年7月24日日曜日

旧長谷山邸行/ To the former Haseyama Residence

 

昨日は七曲峠(ななまがり)をとおって秋田県羽後町にある旧長谷山邸に行ってきました。

旧長谷山邸は羽後町田代(うごまちたしろ)地域の旧地主豪農の長谷山家の家を修繕した館で現在は、総合交流促進施設になっています。

蔵の中にある鎌鼬美術館

また鎌鼬(かまいたち)美術館も併設されています。

美術館には秋田県出身で、戦後を代表する舞踏家の一人、土方巽(ひじかた・たつみ)の写真が展示されています。土方巽は昭和40年9月26日27日、写真家の細江英公とともに羽後町の田代を訪れ、2日間の滞在中に住民と触れあい共に村を舞台にした写真撮影をしました。

土方の田代で撮った代表作「鎌鼬」に因んで、美術館は命名されました。

なお、土方巽の巽の己の部分は閉じているのですが、漢字変換で出てこないのでやむをえずこの字を使います。


私は家族の用事で同伴したのですが、時間はいつでもと言われたので、ふらりと気の向くまま出発しました。

ところが昨日は特に午後から大雨で、それは事前に天気予報で分かっていましたが、私たちは長谷山邸行を決行しました。

というのは取材の意味があったからです。

ならば、いろいろなお天気の日に行ったほうが良かろうということで、決定しました。

悪天候ならば、もしかしたら雲が切れたときに雲の流れを見ることができるかもしれない……

などなど下心がありました。

が、到着後、会う筈の人は午前中にはいらしたが帰られたということで、日をあらためて再訪ということになりました。

それでも昨日は私にとってそれなりに実りがありました。

私の疑問の一つが解決したからです。

私はかねてからこの田代地域さらには延長線上の仙道地域、特に田代の奥の軽井沢地域は落人の里だと聞いていました。

落人といえば源平の戦いあたりのとも聞いていましたが、源氏なのか、平氏の落人なのかはっきりさせたかったのです。

以前、羽後町郷土史を読んだことがありますが、その点ははっきりと書かれていなかったと記憶しています。

雨が小降りになったのを見計らい車から出て長谷山邸に入りました。中には、たまたま秋田羽後五行歌の会代表の菅原弘助さんがおられました。

菅原さんは田代在住の方で長谷山邸の管理のお一人です。菅原さんに長谷山邸の蔵屋敷の中を案内していただきました。

まず五行歌の展示を拝見しました。

長谷山邸の蔵屋敷の2階に上がる広い踊り場に五行歌の作品が展示されていました。

羽後五行歌の会会員と五行歌会誌に掲載されている全国からの五行歌作品を抜粋し昨秋から展示されたとのこと。

そして、「此処に昨11月、五行歌創立者の草壁焔太先生も訪れて五行歌を常設展示することにした」と喜んでいわれました。

草壁焔太先生(向かって右から2人目)と秋田羽後五行歌会員の方々
後ろの写真は土方巽の代表作「鎌鼬」の田代村住民との写真です











菅原弘助氏

落人の話も菅原さんからお聞きしました。

「この辺りは豪雪地帯ではあるが、山の中にあるといっても、それほど高い山の中にある訳でもなく、大きな天災にも見舞われないので、昔から落人が住み着いたようだ。

平安時代あたりからかな。

源氏平氏どちらもだと思う。

昔は奥方をたくさん持てたので、負けた貴族武士本人は関東以西に逃げたが、奥方は東北に落ち延びたようだ。

この先の古米沢(こごめざわ)の判官沢(はんがんざわ)というところには源氏の子孫だという家がある。

この邸の長谷山家は江戸時代に下総(今の千葉県)からやってきた比較的新しい家系だ」

などなど盛り沢山に貴重なお話をいただきました。

何せ落人、史実という書物に残すと、命が狙われる危険があるとのことで、古くからの口承のようですが、私の疑問もとりあえずこれで解決しました。

長谷山邸に来たのに、お屋敷の紹介はそこそこになってしまいました。

写真は何枚か撮ってきました。


長谷山邸の渡り廊下

外から見た渡り廊下
3階の大広間



長谷山家は地主であり、また肝入りでもあったので、佐竹藩に
仕えていたとのこと
ガス燈







<Rika Inami/ 稲美里佳 Social Media>


<Akita International Haiku Network>

<Rika Inami/ 稲美里佳 Social Media>




2022年7月22日金曜日

詐欺師/ Scammers


私はFacebookとMessengerもやっていますが、最近ログインを頻繁にしなくなりました。
疲れ気味ということがありますが、ときどきスパムが来て気持ち悪くなります。
最近多いのは、友だちの名前でやってくるなりすましスパムです。

今までのところ海外の友だちの名前ですが、友だちの名前で友だち申請やメッセージがきたりすると、つい承認したり何回かやり取りしてしまいます。
しかも友だちとして結構やりとりしている信用している友だちの名前でです。

今日は、英語圏の友人のなりすましですが、わざわざInstagramからMessengerへメッセージ申請をしてきてをメッセージを送ってきました。

「 "a world grant humanitarian financial assistance program" という(おそらくアメリカ政府の)機関でお金をもらえるという内容のメッセージでした。
「私は日本に住んでいるので関係ないです」と断って後はそのままにしておきましたが、気持ちが悪いですね。

数か月前にも似たようなメッセージがきて、なにやらそうしたWEBサイトに受給者として私の名前が掲載されているというのです。
彼女がからかっているのかなと思いましたが、お金の話などするような人ではないので、そのときもなおざりにしました。

が、その後も他の友だちになりすまして友だち申請してきます。写真が少しぼやけていていたので承認しないでそのままにしておきました。
削除かブロックが適当だったのでしょうか。
が、友だちの名前でやってきているので、そこをまだ決然とブロックできないでいる私です。

ではこの手の問題はWEB上に上がっていないのかと思い、ちょっと調べてみると、直ぐに出てきました。アメリカの方の記事ですが、友だちなりすましでGovernment grant scams(政府補助金詐欺)がFacebookやMessengerを回っているという記事を見つけました。

Scammer・詐欺師はあの手この手でなんとか騙して私から何を得ようとしているのでしょうか。

何も無いのでアカウント乗っ取りや個人情報などを得ようとしているのでしょうか。いや、もしかしたら遊びで、本当の友だちが私をからかっていたりして......まさかネ。



2022年7月20日水曜日

ホールインワン/ Hole-in-One --20220720



この頃に機嫌よろしき姉のゑみホールインワン快勝の幸


my sister is

in a good mood these days

Smiles

Hole-in-One

her joy of a good win



先日、ゴルフを趣味にしている姉が町内ゴルフ大会で準優勝を獲得しました。
しかもホールインワンを達成したというのです。
若き男性陣をおさえてです。

スポーツウーマンの姉が大学卒業後に力を入れたスポーツはゴルフでした。
一時はプロにならないかと言われたこともありましたが、そこはまあ趣味に抑えて〇十年(?)。母の介護でしばらく休んでいたときもありましたが、母の死後、再開しプレーをしています。

自分に、わたし達家族に悩み、山あり谷ありの人生を経、広々としたゴルフ場で、開放感いっぱいにゴルフクラブを振りプレーした結果が、今回の成果につながったのかもしれませんね。

因みに、お仲間のゴルファーの感想は驚きと賞賛と共に
「困ったもんだ」ということでした。

※私はゴルフ場に行ったことがないので、写真は空の広がりのイメージとして掲載しました。

All rights reserved (C)2022Rika Inami 稲美里佳





My Tanka and me on 2526-27,47,67747880-81

TANKA HARAKO: 短歌 原狐 Kindle Edition

TANKA HARAKO Ⅱ: 短歌 原狐 Ⅱ Kindle Edition

TANKA HARAKO Ⅲ: 短歌 原狐 Ⅲ Kindle Edition

TANKA HARAKO COLLECTION1 短歌 原狐集 1

<現在他のブログで連載中の小説/ Rika Inami's Novel writing on the other blog>

〇短歌小説 五次元歌人: 
こちらは現在、私の他のブログにて連載。
只今、諸事情により休止しています。
いつになるか分かりませんが、出版を予定しております。


<Rika Inami/ 稲美里佳 Social Media>



2022年7月19日火曜日

萱草/ Day Lily...20220719

人死して何を残すかつくづくに思ふ安倍晋三元総理

 

What

does one leave behind

after death?

Abe Shinzo former Prime Minister

makes me think about it



安らかな眠りあれよと恐らくは我いひがたし 其の国葬にて

 

“R.I.P”

maybe I have a hard time 

saying

at that state funeral

as of now



All rights reserved (C)2022Rika Inami 稲美里佳



 



<Rika Inami/ 稲美里佳 Social Media>