Powered By Blogger

2024年1月22日月曜日

From Tanka by Rika Inami (77)-1

 

今日は先週土曜日に秋田インターナショナル俳句ネットワークに掲載された短歌を掲載いたします。
秋田インターナショナル俳句ネットワークは、当初秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークという非営利団体名でした。
私はその当時(2017年7月)、加入しました。
加入後、すぐに理事長の蛭田秀法氏がひと月に10首ずつ私の短歌を掲載してくださるということで、私は短歌を提出することになりました。
蛭田氏はTanka by Rika Inami と素敵なタイトルまで付けてくださいました。
その後、団体名は「川柳」と「短歌」が無くなり、ホームページを管理されている俳句を詠われる蛭田氏が中心となり、国際俳句専門になりました。
ここでもう短歌の掲載は無いかしらと思っておりましたが、それ以前からの会員とのことで、蛭田氏のご厚意で私の短歌提出は継続可となり、続いておりました。
さて、来月、この2024年2月から更に会が再編され、名前も「天上俳句会・Haiku beyond Earth」となります。
そして短歌の掲載も無くなるということになりました。
従いまして、2017年8月から毎月提出していた私の短歌の提出は、今回が最後になります。
77回、10首ずつ日英語で提出してきましたが、この間、僭越ながら多少なりとも上達があったのかなと思っております。
蛭田秀法様、ありがとうございました。言葉では尽くせないほどお世話になりました。
心より御礼申し上げます。
 最後はTanka by Rika Inami (77)になります。
2024年1月1日午後4時過ぎに発生した能登半島地震を中心に詠いました。
地震で亡くなられた方のご冥福と被災地の復興と被災された皆様が一日も早く平穏な日常生活に戻られることを祈念申し上げます。
写真は岩手県にある小岩井農場のイルミネーションです。

<令和6年 能登半島地震へ5首 / Five pieces tanka to 2024 Noto Peninsula Earthquake >


1-

地によどむ流体滾り荒び起(た)つ能登の大地震(ない) 余震なほ重ね


 

fluid
stagnant in the ground
bursting out
Noto Peninsula Earthquake
now, still many aftershocks


2-



暖冬の元旦にゆる能登の地震(ない) 倒壊焼失 避難の車列
 
Earthquake in Noto
shaking New Year's Day
in a warm winter
houses collapsing and burning
to evacuate, cars line up


3-


猛炎をあげ二百棟の家焼かる地震の延焼悲痛きはむる


roaring flames…
two hundred houses
on fire and burning
the spread of the quake
the extreme tragedy


4-

-2024年1月10日付の読売新聞を読んで
  By reading the January 10, 2024, THE YOMIURI SHIMBUN



 はよ行けよと家族逃せし人は今 ああ不明者に、祈りとどけよ

 

"Get away quickly!"
the man who sent his family
ahead
is now missing
Ah! Our prayers come true
 
※
誠に残念ながらご遺体で見つかりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
Sincerely sorry that the person was found to have passed away. May his spirit rest in peace; my deepest sympathies and prayers.
( 2024年1月12日中日新聞WEBより/ From 2024Jan12 Chunichi Shimbun
https://www.chunichi.co.jp/article/836791 )
 

5-


笑顔こそ復興の礎か被災せし人らつどひし絆の強し
 

smile
is just the first step
in recovery
the victims get together
and strengthen the bond


---------------------Thank you for your reply from Facebook friend------------------

the sorrow
cannot be measured
in Richter

(C )Ashoka Weerakkody


























2024年1月20日土曜日

ちょっと一息 / A short break 20240120

 

夜明け前なほ闇のなか振りかへる現身(うつそみ)の今に在る不可思議さ

: 

Before dawn
in the still darkness
I look back…
The mystery is
that I’m alive now
 :
やっと少し一息つけるぐらいになりました。が、まだ片付いていないことがあり、落ち着いていないこの頃です。
ブログを更新してゆこうと思っても思うようにできない状況にじれったさを感じますが、同時に脳みその小ささに順じるしかないと居直っています。
無理は禁物、ストレスは要注意。
発病のもとになると思うからです。
健康だけが幸福ではないと思いつつも、自分自身の身でいえば、器官的に不自由になる原因不明の病に突然罹患した経験があることと、また自分以外でも病を契機に人生が急変した人を見てきているので、健康には気をつけています。
特にストレスにです。

 All rights reserved (C)2024Rika Inami 稲美里佳

 

Facebookの友だちのMirian Kiknadze 様がジョージア語に翻訳してくださいました。

ありがとうございます。心より御礼申し上げます。

:

გარიჟრაჟის წინ
ჩამოტბორილ მდორე წკვარამში
წარსულის ვუმზერ ლანდების როკვას…
მისტიურია რომ ჯერაც კიდევ
ვარსებობ, ვსუნთქავ…
.
.

(free translation from English versions. 2024.01.20)
:
By Mirian Kiknadze




2023年10月6日金曜日

森薊/ Forest Thistle - 20231006

 
森薊むらさきくすみうなだるる観念したるか花のいのちを


forest thistle

changing to fading  purple

and hanging head

resigns herself to 

the fragile  flower’s life


(C )2023Rika Inami 稲美里佳



掲載した短歌の写真は、一昨日ドライブしてきた、栗駒国定公園内のシラタマノキ湿原近くで撮った薊です。葉に切り込みがないので、モリアザミのようです。












2023年9月21日木曜日

彼岸入り/ The beginning of Autumn Equinox Week- 20230921

一夏の想い籠もるか野あずきのカナリィイエロー学園の坂

*

maybe
summer pleasant memories...
canary yellow 
of wild azuki blooming
on the school slope

*

(C ) Rika Inami 稲美里佳

*


昨日から彼岸に入りました。

同時に急に朝晩だけでなく日中も涼風が吹くようになりました。

:


さやらさやら秋風さはぐ彼岸入りうたたねさそふ君の優しさ

:

sighing breezes 

swirls at the start of autumn 

equinox week

your gentleness invites me 

to slumber 

:
( C)2023Rika Inami 稲美里佳

:

思えば、猛暑の前も長く雨が続き、やっと雨がやんだと思ったら、連日記録更新の酷暑になりました。

そして、今度は秋風です。

今日などは、朝から雨が降り気温が急降下し、家内の窓を閉めても肌寒いくらいです。

ちょうど良いといえば、そうなのですが、あまりの急変ぶりに驚いています。


彼岸入りの昨日から朝の散歩を控えています。

私の仏前へ供える精進膳つくりにそこそこ時間がかかるからです。

それも、さまざまな事情からほぼ午前7時前後までには供えなければなりません。

ということで、日の出が遅くなったこの頃では、朝の散歩をするとちょっと慌ただしいかなあと思うのです。


今朝のお膳です。
1つは家の仏さんへ、もう1つは無縁仏さんへです。









2023年9月16日土曜日

今年の祭典も控えます....20230916

 

われ未だ忌(いみ)にあるかと社の鳥居ひかへくぐらず粛粛過(よ)ぎる
:
I’m 
still in mourning...
in silence
I go  through before the shrine
without passing the Torii gate
:

逝く縁者おほきこの頃に残りしは皆元気なりとメール送信

:

because  many relatives

have passed away

these years...

I send an email to her

“All the remaining  are fine”

:

(C)2023Rika Inami稲美里佳



------------ ------------ ------------ ------------ ------------


明日は町の御嶽神社の五穀豊穣を祈願する祭典です。そして、今日は宵宮です。

ここ2、3年コロナ禍のため、祭典の御神輿さん、それに続く山車が行列を作り町中を練り歩くことは中止になっていましたが、今年はその制約がなくなりコロナ以前の旧態依然としたお祭りが開催されます。

朝の雨模様は上がり今は晴れています。
きっと良いお祭りになることでしょう。

が、我が家では今年もお祭りを祝うことができません。
近年、近縁が立て続けに亡くなり神社の鳥居をくぐることや祝い事を控えているからです。

我が家は神社の氏子でもありますが、曹洞宗の寺の檀家でもあります。
曹洞宗は数ある宗派のなかでも死者を弔う行事に関しては、比較的厳しいのかなと思っています。
私はいわれたことがないのですが、親が死んだら3年は神社の鳥居をくぐるなと姉はいわれたとのことです。
その母が亡くなってもう3年は越しているのですが、その後に亡くなった近縁につき今年もお祭りは控えました。

が、もうすぐ喪明け、少し開放的になるのでしょうか。
短歌は年頭に詠いました。
写真は朝の散歩時に撮りました。




2023年9月15日金曜日

稲刈り -20230914

 

新藁のにほひはげしき稲刈日をとめコンバイン運転したり
:
harvest day…
new rice straws’ great smell
in the air
a young lady driving
a combine harvester 
:
(C)2023Rika Inami 稲美里佳

:

今日は我が家の裏に広がる田んぼの稲刈日でした。

田んぼの所有者は町内の方で、古くからの町の住人は誰もが知っている方です。

が、田んぼの耕作管理収穫は、近くの集落の方です。

Tさんにしておきます。

Tさんは農業法人を経営し、大規模に各家の農地をあずかり耕作しています。

ご一家で従事され、従業員の方々もおそらく何人もいらっしゃるのではないかと思っています。


それは、数年ほど前に本家筋からの雑談で聞いた話でした。

Tさんは大きく農業法人を経営していて、儲かっているらしい。海外旅行は年に数回、北海道には別荘もあると。

後継者は娘さんで、婿さん(長身のハンサム)を貰って、よく働かせている等々。


掲載歌は、Tさんの後継者の娘さんが結婚する前、未婚の娘さんの稲刈仕事ぶりを重ねて詠いました。

結婚前から娘さんが大型コンバインを運転していました。

格好良いなあと思いつつ、私は二階の窓から眺めていました。

そして、もうお子さんもいらっしゃると思いますが、今日も娘さんが稲刈りしてらっしゃるようでした。







2023年9月6日水曜日

翻訳書の紹介 20230905

 昨日の午後、日本郵便の封書で『川柳塔 9月号』が配達されました。

送ってくださったのは、英語俳句の第一人者でらっしゃる吉村侑久代先生です。

今年の6月に上梓した翻訳書『胡蝶の目の中-In the Eyes of a Butterfly』Ed. Bremson 著をFacebook で紹介した折に、『川柳塔』で紹介してくださるとご連絡くださったのです。

そして、9月号で実現しました。

先生がまず書かれていたのは、私の日本の定型詩歌の翻訳につき、私がモットーとしていることについてでした。こちらに写真で紹介いたします。

そして、新刊の『胡蝶の目の中』と2021年10月に上梓した『白濁- SILENCE: A WHITE DISTRUST』Ram Krishna Singh の詩歌を紹介してくださっていました。

 

詩歌は以下に本のコンテンツの写真を掲載いたします。








ここまでが『胡蝶の目の中』です。
後2作品は『白濁』です。



ブックカバーです。


胡蝶の目の中 In the Eyes of a Butterfly
フォト俳句を掲載しているので
プレミアムカラー印刷仕様です。

https://www.amazon.co.jp/%E8%83%A1%E8%9D%B6%E3%81%AE%E7%9B%AE%E3%81%AE%E4%B8%AD-Eyes-Butterfly-Ed-Bremson/dp/B0C9K73FYH/

白濁 SILENCE: A WHITE DISTRUST


英日対訳版で、いずれも電子書籍とペーパーバックともに揃っています。
各国のAmazon で販売しています。