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2022年6月7日火曜日

おめでとう!/ Congratulations


おめでとう 志願にあらずヘッドハンティング

特秀(とくほ)たる君を言祝(ことほ)く



Congratulations!

not application but headhunting

for 

you are far more 

outstanding than the others 


©︎2022Rika Inami


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上記はこちらのブログのアドレスです。もう一つのブログは休止中です。
書籍化する予定です。

2022年6月5日日曜日

小夜啼鳥/ Nightingale 20220605

 


森のなか小夜啼鳥はなきやまず喜々とし飛翔する君を見つ

in the forest

nightingale doesn't stop

singing

seeing you fly happily

in the air




(C)2022Rika Inami 稲美 里佳


しばらくブログの更新が止まっていました。
この時期に例年出ていたアレルギーが今年はなかなか治まらず、困っていました。
春以来のハードな家の片付けもあったのかもしれません。
とにかく今年は片付けと整理の年になりそうです。
始まりは年初の水道管の凍結でした。
風呂からなんだか「シューシュー」という異様な音が聞こえてきたのです。
正月の7日内だったと思います。
以前、この家の水道管は氷点下10度以下にならなければ、不凍栓を止めなくても良いと水道屋さんから聞いていたのですが、それでも寒い日には水道の水を少し出して就寝していました。
が、日中に不気味な音......私はすぐに最寄りの水道屋さんに連絡しました。
それほど待たずに水道屋さんは来てくださいました。
実は、よくお世話になっている方です。町内の古馴染みぐらいの方です。
案の定、水道管が破裂していました。
即刻、その日は応急処置をして、翌日に従業員の方たちを連れて水道の大元の栓を止めて工事にかかってくださいました。
無事水道管の工事は修理されました。が、工事の際に風呂場にあたる家裏の壁があけられました。家裏には屋根の積雪が滑り降りてきて、家裏の壁の修復は大工さんにやってもらわなければならないと言われました。応急処置でシートやテープで塞いでおいてはくれました。
この水道管の凍結に直面し、私は、あの正月に家の裏側で見た「雪女」は現実だったんだと思いました。

こうして春4月、雪解けを待ち大工さんがやってきてくださったのです。
(続きは、書けたら次回です)

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2022年5月22日日曜日

秋扇湖/ Lake Shusen from AIH 57

1

藍碧の雪解の水は開かれてわれ消えゆかむ秋扇湖へと


Eternal cerulean

of melting snow water

is being opened…

I may disappear

into Lake Shusen



2



夏たちて湖(うみ)にみなぎる雪解水もゆる若葉の樹々しづむまで


 

start of summer…
water of melting snow fills
Lake to the brim
submerging the young leaves
sprouting now


3


見あぐれば初夏の日差しが桜(はな)透かすかぎろひ結ぶ季(とき)のはざまか

 


look up…

the early summer shines

through cherry

the border of season shimmers

flaming up


(C)2022Rika Inami 稲美里佳


先日、5月6日に秋田県仙北市田沢湖の近くにある秋扇湖にドライブしてきました。雪解の水が豊かに湛えられ水の色がとても美しかったです。本当は水没林を見たくていったのですが、そのスポットが分からず残念でした。が、少しはそんな感じの写真を撮ることができたかなと思っています。
桜も咲いていました。
I drove to Lake Shusen, Yoroihata Dam Lake, in Semboku City, Akita, Japan, on 6th May 2022. I was fascinated by the lake's colour, filled with melting snow water.
In addition, it was already the early summer, but cherry blossoms were still blooming there.

<ご返歌ありがとうございます。>



白色的雪 躲避夏日陽光 跑到山谷結冰

(C) Chaojun Lu







  
宇陀の山かぎろひながむ朝ぼらけ古訪ぬ人もまばらに

(C)Ryuuji Suwa




 









2022年4月6日水曜日

帰還前の白鳥/ Swans before northern migration


真白きの羽汚さぬか泥(ひじ)ぬるむ残雪の田のスワン一群 (ひとむら)

 

won’t they

stain white feathers? 

mud warming up

swans are flocking in

rice fields with lingering snow

 

(C)2022Rika Inami稲美里佳





温かくなってきました。

クワツークワッークワッー、空から白鳥の声が聞こえてきました。

散歩中、歩きながらその啼き声を耳にした私は空を見上げました。一羽の白鳥が飛んでいます。思わずカメラを空に向けましたが間に合いませんでした。スーッと白鳥は私の頭上を通り過ぎてしまいました。が、「近くにいるな」と思いました。

辺りを見渡しました。

あ、いました、いました。右側の100mぐらい先でしょうか。白鳥が田んぼの中に群れています。2030羽ぐらいでしょうか。あっちの田んぼ、こっちの田んぼとそれぞれにくつろぎ歩いたり、餌漁りをしています。

シベリアへの帰還前に雪が殆ど消えた田んぼで腹ごしらえをしているのでしょう。

私は道を降りて畦伝いに歩いてゆき白鳥たちに近づいていきました。

まだ遠いとは思いつつ、私が近づくことで彼らは逃げ飛んでいくのではないかと思い、距離はありましたが写真を撮りながらいきました。

だんだん近くなりました。数羽は飛んでいきましたが、殆どの白鳥は私の存在など気にしていないようです。いえ、飛んでいった数羽も私を気にしていたからではないのかもしれません。というのは、人里にかなり近く、家々が間近いところに彼らは群れていたからです。警戒などしていないのでしょう。

恒例の春の一景。


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