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2024年2月6日火曜日

常しへの光/ Eternal Light-20240206


常しへの紫光こぼれてみ魂(みたま)降る故郷の川おだしく響き
 :

purple lights 
of the eternal world overflows
and spirit alights
the river in my hometown
echoes peaceful

 :

( C) 2024Rika Inami 稲美 里佳











2024年2月4日日曜日

幽の盆 西馬音内の盆踊 Ethereal Bon Odori in Nishimonai 3 / 20240204

私の本『幽の盆 西馬音内の盆踊:Ethereal Bon Odori in Nishimonai』 についてですが、無事に昨日、ペーパーバックがKindle-Amazon で出版されました。

が、出版前に著者コピーを取り寄せてみました。少し気になったところがあったので、ペーパーバック、電子書籍ともに更新しました。

もう更新版が発売されています。

こんなところが、Kindle で作る強みです。

つまり、私のようなうっかり者には、気づいたら直ぐに訂正できるということです。

有名な物書きも出版後に訂正を入れていると耳にしたことがあるので、まあ許されるかなと思っています。

プロモーションはもう少し落ち着いてからにします。

 

本を作る度に、さまざまに勉強になります。

近くの書店さんが「本を作る技術だ」と仰ってくださいました。

自分で言うのもおこがましいですが、少しずつ技術的に上がっているような気がします。

前回のエド・ブレムソン氏の詩歌翻訳本でも悩みましたが、今回も表記他で大いに悩みました。

 

内容は、歌集になっていますが、amazon で主たるカテゴリーを文学・評論としたように、「西馬音内盆踊り」について、説明を随所に入れ、言い伝えられたことを元に私の見解を入れています。

ちょっとした芸術論になっているかもしれません。

近年、「西馬音内盆踊り」について、形而下的解釈が一般的になっているようですが、私はあくまで言い伝えられてきた西馬音内町民の立場になり、同書で「死者の供養」を主張しました。まさに「幽の盆」です。

 

表紙は、近くの川で見た光を元にデザインしました。

季節は冬、ある晴れた日に天から舞い降りてきたような光でした。

紫光、青い光、ちょっとした角度の違いで光の色が微妙に変化していました。川の流れに反射してとても美しい光でした。

忘れられない、その光をブックカバーにしました。

 

ページ数45ページ、ペーパーバックの値段を当初より100円下げ税込:1100円(税抜1000円)にしました。

電子書籍は税込:500円です。

プレミアムカラーインク印刷。日英語バイリンガル版。

 

少し当座ゆっくり過ごしたいと思います。

 


2024年2月1日木曜日

雪しまく/ Winter Storm

 

月替わり、今日は終日どんよりと雪雲がかかり、荒れていました。降雪はそれほどでもなかったのですが、風が強く寒い一日でした。昼過ぎ、にわかに空が明るくなり陽が差してきましたが、ほんの少しの間だけでした。
瞬く間、強い風とともに雪が降ってきたのです。
写真は、例年、雪女が出てくる気配があるスポットです。と、私が思い込んでいるだけですが。

 :

明日あるはみ恵みなるか今日の不可 明日こそ為さむと書き留めにけり

maybe
tomorrow is a blessing
I write down
what I couldn’t do today
to try to do tomorrow

雪しまく山々とほく見えずなり
:
snowstorm…
mountains go too far away
to see
 :
All rights reserved ( C)2024Rika Inami 稲美里佳

 


2024年1月31日水曜日

幽の盆 西馬音内の盆踊 2



昨日お知らせした新刊の、『幽の盆 西馬音内の盆踊』ですが、私はAmazon で歌集カテゴリーに入れたのですが、Amazonの方で、文学評論に分類していました。
まさに、西馬音内盆踊りが短歌と解説に凝縮され、その真髄を著しているので、その分類の方が的確かもしれないと思っています。
今までの解説書、評論書は、観る側からの本でありましたが、本書は「踊る側」から書いております。
その違いを読者の皆様が味わっていたたげればと願っております。



2024年1月30日火曜日

幽の盆 西馬音内の盆踊 Ethereal Bon Odori in Nishimonai 20240130



電子書籍『幽の盆 西馬音内の盆踊』出版


今日で漸く一段落した感じです。
実は、今まで本作りをしていました。
今日は電子書籍の出版日でした。
タイトルは『幽の盆 西馬音内の盆踊』です。
45ページの薄い歌集ですが、西馬音内盆おどりが凝縮されています。
日英語バイリンガル版。
短歌は21首を収録、写真をふんだんに掲載し西馬音内の盆踊について、私なりの解説を入れました。
西馬音内の盆踊について、歌にも解説にもその真髄を込めました。
ペーパーバックは2月3日発売です。
プレミアムカラーインクで印刷されています。
これが発売されたら、告知しようと思っています。

Amazon で本日発売

電子書籍『幽の盆 西馬音内の盆踊 Ethereal Bon Odori in Nishimonai』

ペーパーバックは2024年2月3日発売予定

ニューヨーク州のロチェスター市

 私はLinkedln にもアカウントがあります。このアカウントは私自身が作ったものではなく、私の友だちが作ったものでした。ということで、作られた当初は何も分からなかったので、そう、何も分からない、Linkedln というSocial Mediaがあるということさえ知らなかったので、殆どログインすることはありませんでした。

が、最近、月に何回か、気が向けばもう少しログはしています。

以前よりは使い方が分かってきたようです。

Linkedlnといえば、ビジネス関係のSocial Mediaで有名です。私はビジネス関係一辺倒と思い込んでいましたが、昨年(?)、文筆関係、アート関係のコミュニティーもあることを知り、以来、たまに短歌等をポストもするようになりました。

 

昨日、そこで、Followerが一人増えました。

アメリカのニューヨーク州のロチェスターにお住まいの方です。私のプロフィールに立ち寄ってくださったので、繋がり申請をし、繋がっていただきました。

実は、私はこの「アメリカのニューヨーク州のロチェスター」という地名に惹かれたのでした。

その地名を目にし、耳にすると懐かしさを憶えます。

Facebookにもロチェスターがご住所の方がおられ、一旦友だちになりましたが、どういう訳か私は嫌われたようで、疎遠になってしまいました。

これは人の好き嫌いなので、どうしようもないと思っています。

が、今回Linkedln繋がりの方は、なかなかいい感じがします。

私のFond Memory が籠ったロチェスター、いつかまた機会があれば行きたいと思います。

 

 

 

2024年1月28日日曜日

花嫁道中/ Bridal Procession

 昨日は秋田県羽後町の花嫁道中でした。花嫁道中は昔の冬の輿入道中を再現した羽後町の冬のお祭りです。道の駅の端縫(はぬい)の里からはじまり、今年初参加の「あぐりこ神社」で挙式し、羽後町西馬音内(うごまちにしもない)の中心地にある「かがり火広場」に立ち寄った後は、七曲峠を越えて羽後町の山間部にある田代地域の旧長谷山邸で祝宴を挙げる行事です。計14㎞の道のりを歩いてゆきます。

私は数年ぶりにほんの少しだけ見てきました。今冬は暖冬で道の上を馬橇を走らせるには難儀するだろうと思っていましたら、雪が降ってきました。花嫁の美しさに白雪がかげり、情緒あふれた花嫁道中でした。



はなむけは雪花の舞か常しへの幸を祈(ねが)ひて花嫁道中
 
the celebratory gift may be
a whirling snow dance
wishing
for eternal happiness
bridal procession going the way



神官の笙の調べの町流る今日の仕切りはあぐりこ神社

 

melody
of the priest’s Sho
flow through the town
today’s wedding ceremony
is at Aguriko Shrine

  

あぐりこ神社、「元稲田(げんどうだ)稲荷神社」には正一位元稲荷稲荷大明神が祀られています。あぐりこ神社は花嫁道中に今年初参加の神社です。あぐりこ神社で挙式してから、七曲峠を越えて祝宴会場の旧長谷山邸に向かいます。



白室(かまくら)の灯火絶やさず歩みゆけ長の峠の冬の日夜道 

 keep walking
keep up the light
in your purity
the wintry evening road
the long mountain pass



All rights reserved (C ) 2024Rika Inami