巡り来て春の彼岸に月満つる雲におぼろは謎かけの如
time
waxing
the moon
becomes full
in Spring
Equinox Week
nebulous
clouds
seem
to be mysterious
All rights reserved (C)2022Rika Inami稲美里佳
昨日3月18日は春の彼岸入りでした。昨日から7日間は日本の仏教徒にとって彼岸の1週間となります。彼岸明けは3月24日です。
私はこの期間、精進膳を二膳、仏壇に供えます。一つは先祖を含めた亡くなった家族に、もう一つは無縁仏にです。なぜ二膳供えるのかは、亡くなった母から聞いていました。
どうやら母の実家の代々の慣習らしいです。
二膳作り供えるこの慣習を私は好きです。
お膳を上げ、蝋燭を灯し線香をたてた後、抹香を焚きます。
この抹香が耳鼻咽喉気管が弱いアレルギー体質の私にとっては苦手なのですが、焚きます。
以前は木枠を香炉に置き、彼岸中毎日、抹香を盛り焚いていましたが、近年は煙りが家中に蔓延するので、木枠は置かず、親指ほどの抹香をとり焚いています。
それでもともすれば氷点下の気温になるこの季節、窓を閉め切っているので、煙りは家のなかに漂います(が、大分楽になりました)。
フォト短歌は、昨日未明に浮かんでいた有明の月の写真から作りました。
3月18日は満月でした。
今朝はAkita International Haiku Network が私の短歌10首を掲載してくださいました。
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