冬陽の光まばゆき雪原のおぼろなる間に我はやすらふ
I feel at
peace
in misty
space
between
snowfield and
dazzling winter
sunshine
先日Facebookの友だちが編集をしている詩の季刊誌に投稿を依頼されました。過去に詠ったもので構わないということで、いろいろ選歌していたらこの歌を見つけました。
歌は2019年2月にAkita International Haiku Network に提出したなかの1首です。
私の好きな歌です。まだフォト短歌にしていなかったので、早速パワーポイントを使い作りました。
当地は豪雪地帯の一角にあり冬の間は、2階にある私の部屋から一望する世界はモノトーンの世界になります。
外を歩けば、カラフルな家々―こうした建物は殆どが美容院や他の店舗のようですが―家屋や屋根以外は白い世界です。
こうした白い世界が日常の世界である者にとっては、或いは、様々な色で彩られた人工的な物の世界よりも戸外の自然に自分を置きその中に生きる者にとっては、雪原に差す光は束の間の救済のようにも思えます。
All rights reserved (C)2019Rika Inami稲美 里佳
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